漫画論表 vol.2〜こどものおもちゃ〜

今回はこどものおもちゃです。
TVではテレビ東京系列で放送されました。
主人公はタレントの倉田沙南で、その相手役?は羽山秋人。
最初は結構コミカルな感じだったんですが、最後は非常に重いテーマになり
そこらへんが賛否両論だったのではないかと思います。
舞台は小学校編⇒中学校編と移り変わるんですが
要はですね、この羽山君は悪ガキでして
いじめとか平然とやっちゃうような子供なんですが、
彼は家庭環境が非常に悪く、彼のような小学生がどうする事もできないような立場にいるわけです。
ま、そうなると子供はひねくれて育っていくのは必然ちゃあ必然で
沙南のクラス(羽山もいますよ)は授業が成り立たない。
そんな中、羽山を変えようとしていくのが、めちゃめちゃ元気のいい沙南ってわけです、ハイ。
物語を通して羽山の心の変化が捉えられたり
家族や周りの環境次第で性格も変わっていくんだって事を説いてます(多分ね 笑)。
最初にも書きましたが、まだ最初の方はコミカルに進んでいくんですが
最後の方はかなり重いです。
正直重いです。
私はああいうのが大好きなんで、何の問題もないわけなんですが 笑
人の死や人の心の弱さ、家族とは、友人とは、恋人とは等を一気に描いているせいもあるでしょう。
私の評価は☆☆☆☆☆です。
一度、機会があれば読んでみて下さい。
人によっては、もしかすると拒絶反応が起こるかも知れませんが。
ちょっとした事ですが、漫画では沙南はあっぱれさんま大先生もどきの番組にレギュラー出演してますが
TVアニメではぜんじろう本人がぜんじろうの番組を持って出てきています。
まぁどうでもいいです。すみません。
次回はバタアシ金魚にします。
なんかこういうのって難しい。。。