友達の友達のお姉様

あまりにも素敵な文章なので載せてしまいます。
ややこしいから、ちゃんと読んでほしいんですけど
以下の文章は私の友達の友達のお姉様が妹(友達の友達)に向けて書いた文章です。

                                                                                  1. +

素晴らしいことを口にする.
きっとその瞬間,真なる誠実さに基づいて
それは行われるだろう.
だが人の心は生ものだから,変化を免れない.
そう,それは食べ物が腐ってしまうようなもの.
変わらない心,何てものはなく
変わらない心というものは
変わりながら,動きながら,
同じフォームを保っているものなのだ.
その人が不誠実なのではなく(結果的には不誠実だが)
その瞬間最高の誠実さを持っていても
ずっと誠実である,ということにはならない.
誠実であり続けなければ一瞬にして
全てが不誠実に転化してしまうのだ.
有り続けることの難しさ.
人間はかわいそうな生き物.
数学的帰納法はドミノ倒しの理論.
今日正しいことは明日も正しい.
明日も正しければ明後日も明々後日も正しい.
そういった理想の理論.
現実はそれとは異なってる.

                                                                                1. +

これ、みなさんはどう受け止めますか?
また何に置き換えますか?
ずっと前から、私は気になっていたんですが、変えない心ほど難しいものはないですよね。
最初から最後まで、同じ気持ちで貫き通す事の難しさ。
また同じ気持ちで貫き通す事が本当に正しいのかどうかさえ怪しく
むしろ変化する事で良い方向に転換する事が往々にしてある気もします。
文章の中にもありますけど、
最終的には同じフォームを保っているにすぎないんでしょうね。
心の変化がない=成長がない
とも捉える事ができるでしょうし。
もし結婚する前と後では、相手への愛情の質も変わるんでしょうし。
あ、私は結婚しないと思うんですけどね。
でも文章の中で1つだけ私の思いと違うところがあるんですよ
それは「人間はかわいそうな生き物」ってトコです。
私は、心に色々変化があるからこそ「人間はおもしろい」と思うんですよ。
人間の誰もが持っている汚い側面を直視すればするほどそう思います。
人間っておもしろいと思いませんか?
(文章の掲載を許可してくれた、やちさんありがとう!)