【漫画】ストッパー毒島

ハロルド作石作品。
これ、野球漫画の中でもそうとうレベルの高い作品だと思います。
舞台はパリーグなんですが、私が千葉ロッテマリーンズファンという事も多少評価のプラスになってますね。
パリーグのおもしろさ、人気のなさもうまく描けています。
何より実在の選手が漫画にしっかり溶け込めているのが非常にいいですね。
主人公の毒島大広はパリーグのお荷物球団である京浜アスレチックス(これは架空球団)に入団。
160km/hの速球を武器に他のナインとパリーグを盛り上げていくストーリー。
実在の選手の特徴をしっかり捉え、読者をアスレチックスファンにしていきます。
私が一番好きな場面は練習を人に見せない三条がみんながいる所でバント練習を雨の中やる場面ですね。
なんか、あの場面にぐっときました。
今のドカベンとはまったく違う世界観を味わってみてもいいんじゃないでしょうか。