翼 cry for the moon

村山由佳先生の「翼 cry for the moon」を読み直しました。
村山作品の中ではかなりボリュームある小説なんですが、どうしても読みたくなってしまい。
「野生の風」でも良かったんですけど、こっちを選択。
「野生の風」読むと切なくなって夜眠れなくなるんで。
人物描写が非常にうまい。そして所々に出てくるキーワードが本当に心に残ります。
どれもこれも強い衝動に駆られるわけではないんですが、静かな満足感を得られる作品ばかりです。
自分の行き先を失ってしまっている人には特にオススメします。
早く「星々の舟」が文庫化されないかと願う今日この頃。

                                                                                                                                  • -

(´・ω・`) franc.tk@honey.candy-cafe.com