もう何も信じない

帰りの電車に乗っていたら途中の駅でものすごい勢いで
ハゲ散らかしたおっさんが押してきた。
その次の駅では香水の塊のばぁさんが乗ってきた。
乗車マナーは最悪だ。
人の足は踏むわ、人によっかかるわ。

その次の駅で、子供たちが乗ってきた。
塾帰りの様子だ。
背中のリュックが股間に当たって痛い。
リュックからは筆箱みたいなのが飛び出ている。
それがダイレクトに当たっている。


ため息しか出ない。



電車降りたら、駅のホームでギャルがタバコを吸い、
ホスト崩れが電車にツバを吐いている。



子供も大人も老人もなんなんだ、と。


しまいには最後の砦であってほしい我が両親から電話がかかってきて第一声が
「おまえはなんなんだ!!」


お前がなんなんだ。



どうやらメールを何通か私に出したらしいが返事がなくてご立腹の様子。




っていうか1通も来てねーよ。



いきなり怒鳴んな、ボケ。しかも金の話かよ。
死ね。もう仕送り止めてやる。