想像力は超能力?

今日もJRに乗ってみました。
で、電車も混んでたし、本も読めないんです。
じゃあ、どうするか考えました。
このつまらない時間をどう過ごせばいいか?

人間観察の他に何もない

って結論に達したんです。
そしたらもうパラダイス。
ただ立っている人の職業、年齢、結婚暦、本当の性別、癖、性格、肌年齢、おちゃめ具合、精神年齢
そういうの考えるだけで楽しい。
逆から考えても楽しい。

職業:床屋か北朝鮮からのスパイ
年齢:26
結婚暦:あるようなないような
性別:男っぽいけど女?
癖:爪をかみそう
性格:極めて暗い
肌年齢:40は固い
おちゃめ具合:なし
精神年齢:13歳

って言われたらどんな人想像します?
楽しくないかも知れないですが、私は楽しい。めちゃめちゃ楽しい。その場で爆笑してしまう。
そんな人間観察を凌駕するような考え事が出てきちゃったんです。
近くに立ってた綺麗な女の人が上を向いて大きなあくびをしたんです。
おそらくその人は恥ずかしかったのかも知れないですね。で、上を向いたと。
甘かった、その人は私に決定的な場面を見せてしまった。

それは何か?

その人の鼻の穴を見てしまったのです。
ただ見るならいいさ。あぁいいさ。
違うんだ。


鼻毛がもっさり見えた


これでもかって程に。
私が思うに、彼女は「抜く」タイプではなくて、「切る」タイプだったのだろう。
「抜く」を選択せず、「切る」を選べば、「痛み」からは確実に解放される。
だが
「切る」には、鼻の奥を対象外し、もっさり相手に見せてしまうという諸刃の剣が付きまとう。
だが「切る」にも技術は必要だ。
ここの鼻毛は何㌢まで切っていいとか、これ以上切ると出血してしまうなど危険も多い事は否めない。
同時に「抜く」にも技術と忍耐力が必要なのだ。
ただ抜けばいいってものでもない。
確実な力加減と、瞬発力が必要なのだ。
一本だけ抜く人もいれば、大量に何本も抜く人もいるだろう。
よって「抜く」タイプは更にそこから枝分かれする。

A 力まかせになんでも抜いてしまえ系(おやじに多い)

B 一本一本丁寧に抜いていく系(おしゃれさんに多い)

C 鼻毛の感触を確かめながら抜いていく系(変態さん?)

涙が出てしまうのはAだろう。だが時間がかからないという技でもある。
プロになると、「痛み」も伴わないらしい。
こうなると世界は広がる。
鼻の中で決して「切る」では味わえない爽快感が吹き抜ける。
性格は明るくなり、尚かつモテる。

確実にモテる。

芸能人はプロを雇っているという噂さえ私の母は言う。
話を戻せば、私に鼻毛を見られた彼女は
ここまで私の想像力を掻き立てる。
鼻毛ときたら次はわき毛を考える。

しかしここらへんでやめとこうと思う。
だって私は頭がおかしいと思われてしまうかも知れないから。