下妻物語!!!

結論から先に述べましょう。
「観てない人は今すぐ観に行け」
これに尽きます。期待はしてましたが、これ程までにおもしろいとは思いもよりませんでした。
私の中の定義で
「映画は観ている時間を忘れさせる映画が一番である」
というものが勝手にできあがっているんですが、
下妻物語は本当に何時間観てても大丈夫だろうってくらい、時間を忘れさせてくれる映画でした。
まずは感嘆・賞賛すべきは深田恭子でしょう。
今までの深田恭子というと、むちむち女優だったわけで役を与えられてもイマイチな感が私にありました。
が、しかし今回のロリータまっしぐらの竜ヶ崎桃子役は「それ」とは違う、明らかなハマり役!(誰もが認めるだろう)
新境地を完全に見出した深田恭子アキバ系の皆様を虜にする事間違いなし(笑)
今の芸能界を見回しても、竜ヶ崎桃子役は深田恭子以外は考えられないでしょう。
もちろん竜ヶ崎桃子自体の魅力があるからこそ、映画に魅力も出るのですが。
(メルヘンなのにえらく冷たい人間みたいな所とか。あれで完全メルヘンだったら何もおもしろくないでしょう)
実際、深田恭子をキャストに決めてから、白百合イチゴ役を決めたようですし。
その白百合イチゴ役(ヤンキー)は土屋アンナ
そう今、結婚・妊娠で揺れる(?)土屋アンナです。
彼女はオーディションでこの役に決まったようですが、これもハマってました(深田恭子ほどではありませんが)
映画の中で土屋アンナが嗚咽するシーンがあるんですが、なんか映画のものと思えず
なんかぐっときました。ぐっと。
とりあえず一つだけはっきりしているのは
私はロリータよりヤンキーが好きだ
私はロリータよりヤンキーが好きだ
私はロリータよりヤンキーが好きだ
私はロリータよりヤンキーが好きだ
思わず4回も言ってしまいましたが、まぁそうなんですよ、奥さん。
私はヤンキーが好きです。ロリータより。
まぁ普通が一番好きですが。普通の定義がよくわかってませんけどね。
ダメオヤジ役の宮迫や、BABY, THE STARS SHINE BRIGHT の社長役の岡田さん、桃子の母親役の篠原涼子もいい味出てました。
一番いい味出していたのは樹木 希林で間違いないんですがね。あの人いいよ、ホント。
あとは実在のデパート(?笑)とかわけのわからんアニメとか、もうよくわかんないけど、おもしろいんです。
キャストで映画の価値は決まりません。あくまでそのキャストがどれだけマッチするかだと思います。
そしてこの下妻物語は全てがうまく「ハマった」映画なんだと個人的に思います。
日本の映画をこんなに褒めるのは初めてです。
何度でも観に行けるし、DVD発売したら発売日に買いに行くだろうし、それくらい好きなんです、下妻物語が。
何度でも強調しますが、深田恭子土屋アンナのキャストが今回の勝因なのは間違いありません。
そしてもう一度言います。
「この映画は何度でも観れる」、と。
そして桃子が食べていたご飯のお茶碗には「ご飯」ではなく得体の知れない甘いお菓子が入っていた事を私は見逃さなかった!!
http://www.shimotsuma-movie.jp/index_main.html