死のドライブ、地獄へのドライブ

以前、私がトライアスロンに無理矢理出場させられた話は良い子のみなさんは覚えてますよね？
その時先輩に借りていたマウンテンバイクは我が家にずっとありました。
「借りたものは返す」
良い子のみんなは知ってるよね？
だから返しに行きました。百合ヶ丘＠神奈川県まで。

私は免許がないので、当然車なんて高級なものは持ち合わせてないので和田さんという人に頼んで
マウンテンバイクと私を百合ヶ丘まで連れていってもらいました。
まずは行く前にラーメンで腹ごしらえ。メニューはみそらぁめん全部入り且つ大盛り。
お腹が苦しくて吐きそうになりながらも、迷子になりながらもなんとか百合ヶ丘到着。
先輩と合流し、先輩の家まで車で行き、無事返しました。
ここまではよかった。ここまでは美談だ。
いや、美談じゃないかも知れない。どうでもいいか、そんなん。

帰ろうとして来た道を引き返し坂道にかかった時だった。
和田とかいう人のハンドルがよくわからない感じでびゃーと切られ
そのまま見事にガードレールに数十センチの所まで接近。しかも坂道。
バックしようと試みるも、車はワガママに動こうとしない。
そうこうしているうちに、ものの見事に車はガードレール突入。
おめでとう和田。車、傷ついてるね☆
つかこのままだと車坂道から落ちて、民家突入だね。ヤッタね新聞載れるかもね。
とりあえず、先輩に電話し状況を説明しバカ車救出大作戦。
先輩のお兄様まで登場。すっげぇイケメン。なんだアレ。
坂道を３人でひたすら押す。押す。押す。寒い、雨痛い、風邪こじらす。肺炎間近。
もうイヤ、もう帰りたい。私の車じゃないし置いて帰りたい。
15分は頑張っただろうか、車はビクともしない。私たちビチョビショに濡れる。

そして諦めかけて、３人がホゲってた所、急に車が反応しすんなり脱出成功。
なんやねん、なんでやねん。うちら押さんでも良かったやないか、ボケ。
先輩と先輩のお兄様に感謝の意を示し、そそくさと退散。
その後、町田に行き徳屋とかいう友人に電話しドンキホーテの場所を教えてもらう。
私はテレビ台を購入。和田さんは人にはとても言えないような恥ずかしい物を買う。
そして無事帰宅。時刻は夜中の2時半くらい。

今日の収穫やら思った事
・和田さんの運転はうまいにはうまいが、坂道はすこぶる下手であり普通の道でも時々死ぬと思う事がある
・ガードレールがえらく曲がった事は誰にも言わないでおこう
・町田駅近くでキスしてたカップルに対し、サンタ狩りと称してカップル狩りをしたくなった
・人は裏切るけど、ラーメンは裏切らない
・和田さんの買った人に言えない物は私は使う機会に恵まれない
・和田さんはなんだかんだですごくいい人だ。←最後に誉めてみる