わーいわーいボーナスでちゅよぅ

ボーナスでました。割ともらいました。
きっと瞬く間に消えていきます。そんなもんです。
早速、えらい使いました。そのときの話でも。
ボーナスが支給された日。それは誰もがちょこっと浮かれる日でもあります。
その日はたまたま部署の忘年会でした。
私は会社の飲み会の類はほとんど断るのですが、さすがに1つくらいは参加しないとまずいだろうと
思い、この日の忘年会に参加しました。
メニューはちゃんこ鍋と、ジンギスカンと寿司およびしゃぶしゃぶ。
そんなメニューには目もくれず、ひたすら酒を飲みました。
途中からグラスにつがれるのもめんどくさいので、瓶ごと飲んでました。
そして次は普通の居酒屋。
そこではひたすらモスコミュールを飲んでました。
人には焼酎の瓶を持って、そのまま飲ませてあげました。すごく気持ち悪そうでした。
こっちは気持ちよくて仕方ありません。
そして酔いもまわると人の悪口大会が始まります。
至る所から「死ね」と聞こえてきます。ゾクゾクします。
上辺の言葉の底に隠れていた本音が顔を出す瞬間です。
会は引き続き行われ、次は新宿に移動です。
新宿に移動する電車で知らない人と仲良くなりました。ホテルマンです。
彼のホテルにはヨン様が宿泊したそうです。
ずっとヨン様に振り回されたと言っていました。
ホントかどうかは知りませんが、そう彼が言うのだからそうなのでしょう。
「わけのわからないブームをつくるなよ」
と彼は言っていました。私もそう思います。
他にもたくさんのお話をしました。ホームレスの話、嘔吐の話、セクハラの話。
彼と私たちのやりとりは結構まわりの人たちも聞き耳を立てていたようで笑っていました。
それが狙いなのでよかったと思いました。
新宿でそのホテルマンと別れ、みんなでおかまバーへ。
おかまさん達はいつも元気です。
寝てしまった同期はずっと肌を触られてました。というかち○こ揉まれてました。
本人はきっと覚えてないので、そのまま放置しました。それが優しさです。
おかまバーを出ると私達はルノアールに行きました。
しばらくぼーっとしてると、後輩の一人が
「どこでもいいからボッタくられたい」
と、のたまうのでそれに賛同したメンバーで怪しいキャバクラに行きました。
キャバクラ初体験の瞬間です。
キャバ嬢がなんぼのもんじゃいと思っている私は真っ向から笑いとトークの勝負に出ました。
圧勝でした。
圧勝しすぎて、楽しそうに見えたのか、隣の芝は青く見えたのか店の店長が
「僕もまぜてよ」
と半ば職場放棄気味の状態で混ざりました。しばらくすると他の店員さんも客が他にもいるのに混ざってきました。
店を挙げてのどんちゃん祭りのスタートです。
祭りは朝まで続きました。もうヘトヘトです。
祭りでもしっかり金はとるのがキャバクラ。
2万も使いました。ピンドン飲んだのに2万で良かったのかわかりません。
家に着くと10時でした。
朝日は燦然と輝き、まともな人はもう活動を始めていると私に言います。
私はまともじゃないので、朝日の台詞を無視し床につきます。
この日合計で5万使いました。そういう日もあっていいのだと自分に言い聞かせます。
そして私は闇の中、目を覚まします。
今日一日無駄にしたと後悔しながら。