京都・大阪・神戸旅行4日目(最終日)

さて、この旅行も4日目をめでたく迎えました。
最終日となるこの日は、神戸から京都に移動します。
二条城と竜安寺に行くために。
今日は最初から一人での行動。しかしそんな時に限って早起きをしてしまいます。
はは、ダメ人間バンザイ。わーい。
早起きしたがために時間が余り、尼崎に行く事にしました。
そう、下妻物語深田恭子演じる竜ヶ崎桃子の生まれとされている尼崎@ジャージ天国へ。
映画の中ではジャージ天国として紹介され、かなり柄が悪いという感じでしたが
ベーカンとミカに聞けば
「歩いてるだけで絡まれる」
とか言うんです。
どんな街だよと思い、早速降り立ってみると
・・・ん?ジャージ天国?
そんな様子はありません。むしろ割と近代的。というかちゃんと整備されてる。
歩いてみるけれど、一向にそんな様子もありません。
もちろん絡まれたりもしません。柄の悪い人もいません。
私は降りる駅を間違えたのでしょうか?
私は歩いている場所を間違えたのでしょうか?
まさか通行人に
「ここは柄の悪い街でジャージ天国なのでしょうか?」
なんて聞けません。聞いたらただのバカです。
どうせなら、気の利いたバカでありたいのです。
しょうがないので、そのまま二条に向かう事に。
JRで二条駅に行ったので、二条城までは多少歩きます。
歩きながら、二条の街を散策します。
すると「すき焼きラーメン」と銘打ったラーメン屋があるではないですか。
心惹かれ、早速入店。
人は誰もいません。私の脳裏に一抹の不安がよぎります。

  • ここはマズいラーメン屋なのではないか-と。

しかしながら、入店した以上はすたこら尻尾を振って逃げるわけにも行きません。
なので、おそるおそるすき焼きラーメンを注文。
最初に出てきたのは、生卵。
出た。すき焼きしろって事だな。
そして、ラーメンも出てきます。すき焼きって感じではなく、普通のラーメン。
食べ方がまったく謎だったので、店員のおばちゃんに質問。
「あのぅ、これは一体どういう風に食べたら、」
そこまで言うと、おばちゃんが即座に
「チャーシューをそこ(生卵の入った皿)につけて食べるのよ」
と教えてくれました。
言われた通りにやってみます。
あ、うまい。これうまいかも。
ラーメンのスープはちょっと濃い目に作ってあります。
これがまた、生卵の旨さを引き立ててくれます。
麺も悪くない。うん、悪くない。
あっという間に平らげてしまいました。
お勘定を済ませている時に、私聞いてみました。この「すき焼きラーメン」をいつから始めたのか、と。
そしたら、もうかれこれ10年以上も前になるとの事。
歴史古いのな。でも普及してないのな。しかし本当においしかったです。おおきに。
このラーメンに満足し、すぐ二条城に入城。
二条城は3回目です。二条の町並みも好きだし、二条城も好きなんです。
2,3時間かけてゆっくりとまわります。
観光客のほとんどは外国人です。ま、確かにこの日は月曜だし。
この二条城は歩くルートが決まってるわけじゃないので、色々好きなように動けます。
壮大な城の周りを、一歩一歩かみ締めて歩きます。
まるで、そこに昔、自分が住んでいて同じ景色を見ていたかのような錯覚を感じながら。
昔の人たちはここで、何を感じ、何を想い、何を願ったのかを考えながら。
現在の自分を昔の住人に投影させてみます。
そういう楽しみ方も最高の贅沢。
休憩所で一服し、時間もないので、二条城を後にしバスで向かうは立命館大学
立命館大学竜安寺のすぐそばにあります。
立命館大学に入り、1日目と同じように購買部を探します。
ここでもやっぱり迷子になり、生協のおばちゃんに声をかけると裏口から入れてくれました。
学生さんでも知らないと言っていた迷路のような道を抜けると、そこは購買部。
ニコニコ顔でお礼を述べ、探すはただ一点。それは大学ライター。
すぐに発見!
ニコニコ顔がさらにニコニコになり、単なる気持ち悪い顔*1になりながら購入。
立命館大学を出て、数分歩くとすぐに竜安寺
実は私は京都の数ある寺の中でも竜安寺が一番好きなんです。
広さといい、景色といい、中でも中庭(方丈と言われる所です)に強く惹かれます。
方丈には、石群があるのですが、その石群がいい感じで離散し起伏も素敵すぎます。
自分の家にあんな庭園があれば、最高です。
何かの思想には最適です。私の場合、妄想になる可能性があるので要注意なんですが。
自分の為にここで、2005年のカレンダーを購入。
やはり思い出は形に残したいので、デジカメで連写。
ここでも2時間くらい過ごしました。居すぎな感は否めず。でもそれくらいココは好き。
新幹線の時間もあったので、泣く泣く京都駅行きのバスに乗りました。
京都駅構内で、おみやげでリクエストの多かった「抹茶らしきもの」を購入。
他にも数点購入。
しかしここでハプニング。
新幹線に乗ろうと思い、みどりの窓口に行って財布の中身を見ると・・・
あ、お金があんまりない。
おそるおそる東京までこの金額で乗れるか聞いてみると
「小田原までなら行けます」
との返答。
しかも小田原まで行くには一回熱海で下車し、乗り換えろ発言。
銀行に行っても問題はなかったのですが、どうにもめんどくさくて
「じゃあ小田原まででいいです」
と告げ、京都⇔小田原間を購入。
新幹線に乗り、京都から熱海へ行き、そこから20分くらい待たされて小田原に向かい
小田原からは東海道線で東京まで行きました。
途中、品川かどこかで電車から駅を眺めると、ウチの会社の私のかなり嫌いな人が歩いています。
最悪。。。一番見なくていいものを見てしまった気分。
この人は正直、生理的に吐き気がする人で今となっては口も聞かないような関係なんです。
学校とかでもいませんでしたか?
休み時間とかは必要以上に大声で騒ぐくせに、いざ授業になって発言させられると
もごもご何言ってるかわからないくらい小さな声で喋るタイプ。
そういうのが一番ムリ。つか嫌い。つか死ね。
それを仕事に置き換えてもらえれば幸いです。
こうして私の4日間に渡る旅行は終了したのでした(どんな締め方なんだろう・・・)。
私と行動を共にしてくれた、高山さん、ベーカン、ミカ、たかまい(一日目に登場)には感謝してもしきれません。
本当にありがとうございました。
明日からは、年末年始の話をしていこうと思います。

*1:ほら、英語で言うと二重否定みたいなもんですよ