首位天王山

ついにきた、首位決戦。
試合開始の1時間前くらいから精神統一。ええ、別に私が出るわけじゃないんですけど
サポーターとしての心構えっていうか。

この日、万博には22884人の観客を集めました。過去最高記録。
それくらい、我々サポーターもこの試合がどれだけ重要かを把握してるわけです。


19時キックオフ。
家長くんが胃腸炎になったらしく、代役は久々スタメンの松下。
正直、心配だった。
確かに彼は運動量はあるものの、正確性という面に関してはハシくん(橋本)と同レベル。



しかししかしなかなかの動きを見せてくれる。
最初は引きすぎな感もあったけど、充分及第点を与えられる働き。
やるねぇ。


と思ってたら、アレックスミネイロから小笠原にパスが出て、そのままねじ込まれる。
0−1。
一番嫌な展開だ。先制点が欲しかったのに。
しかーし後半23分に、フタ(二川)からのセンタリングを多分大黒が空振りして
フリーのアラがダイレクトボレーを決めて1−1。
吠えた、吠えたよ。



しかし喜びも束の間、
40分に小笠原のFKがそのままゴールに吸い込まれる。
藤ヶ谷くんよ、難しいボールだとは思うがあれを守ってこそプロだよ。松代さんに代えるぞ!

という事で失意のまま、1−2で前半終了。
新井場の左サイドをかなり自由に使われている印象が拭えない。


あとは小笠原ね、もうなんていうかあの人厄介。
逆に本山は全然目立たない。深井とかの方が全然目立ってる。




そして期待と興奮の入り交じった後半のキックオフ。
アラウージョが試合中に腰を痛めているのが気になる。
前半とはうって変わり、うまくパス交換が出来ている。パスミスもほとんどなし。



そんな最中、51分信じられないプレーが。
DFからのバックパスを相手GK曽ヶ端がキックミスして詰めていた大黒に渡る。
大黒、曽ヶ端をかわして無人のゴールへ。
これで2−2の同点。ラッキーだ、ラッキーすぎる。


そして試合は終盤に。
この試合の主審は家本さん。ここまでイエローカードを連発してくれる。
我々にも3枚。アントラーズにも3枚。
明らかに誤審っぽいのが2枚。どーも納得できない。






一進一退の攻防が続く。
そして44分。ついに試合は動く。
ゴール前でロングボールを受けた大黒が、ペナルティーに切り込み
フェイントからセンタリング。相手DFに当たるとそれがアラウージョの足元に。
それをアラウージョが得意の左足で叩き込み、見事な逆転!!3−2!!!
神様、仏様、アラ様。
さすがリーグ得点王!!!!!




そして勝ちを確信して、タバコを吸っていた最中に悪夢のような出来事が。
3−3。
追いつかれた。アレックスミネイロにゴール右隅に叩き込まれている。。。
呆然。。
このままタイムアップ。



首位天王山は3−3の打ち合いで引き分け。





しばらく動けなかった。
あまりにも惜しすぎる勝ち点3を逃した。




でもこの緊張感の中で戦った選手を褒めたい。
アントラーズとうちだと、うちの方が対戦相手的には有利だ。




今年こそ絶対優勝だ!





しかし野球とJリーグのダブルヘッダーは疲れるなぁ。