史上最大の大混戦

まず、前節の話から。
我がガンバ大阪は宿敵大宮アルディージャと。
大宮と言えば、開幕戦で完封された相手。
それ以来完封されていないガンバ。ここは勝って首位をキープしたいところだったが
あえなく０−１で敗戦。
その決勝点も後半終了間際に
「ＣＫになるのが怖かった」と話す宮本が体を寄せずにセンタリングを上げさせ
中央からヘッドで決められたもの。
あまりにももったいない点の取られ方。そして今季何度も見てきた光景でもある。

それより腹が立ったのは、大黒の代役で出場した三木。
精彩を欠いた、気迫を感じないプレー。
がむしゃらさをまったく感じない。
老獪というには程遠い。

そして渡辺、橋本。
彼らに高度なプレーは期待していない。
だからこそ、球離れを早くしてほしいし、堅実なプレーを望んでいる。
それがまったくできてない。

気を取り直して今節。
相手はナビスコ決勝で敗れたジェフ千葉。

立ち上がりからお互いナビスコの決勝のときとは別のチームなんじゃないかというくらい
言ってしまえばさながらＪ２の試合を見ているような、そんな感じ。
しかし先制したのはガンバ。
ヤットのＦＫが直接ゴールに入り１−０。
しかしその数分後、渡辺の不用意なプレーからＰＫを与えて阿部に決められる。

何の意味もない先制点になってる。
なんであそこでああいうプレーができるのか理解できない。
そしてまたもや渡辺の判断が遅れて追加点を奪われる。
三木は相変わらずなんにもできていない。
ピッチにいたのかどうかすらわからない。もう吉原でいいよ、吉原出してくれよ。
橋本もそう。パスミスは目立つし、展開力もまるでなかった。
それとひきかえ、寺田は存在感が光っていた。
唯一の好材料。

結局、このままタイムアップ。１−２で敗戦。
そしてセレッソが引き分けたため、首位の座も明け渡す。

生みの苦しみというにはあまりにも残酷だ。
優勝の可能性は５チームある。

リーグ戦最終日は１２月３日。
12.3にどんなドラマが待っているのだろうか。最後に笑うチームはどこなのだろうか。