なんかいいよね、そんな光景

昔話よりもリアルタイムの話を書けよ、とメールでお叱りを受けました。
すみません。
ということで今日の出来事でも。
今日は仕事で埼玉の奥地に行ったんですよ。軽く2時間かかるんです、片道。
ホントしんどいわけですが、電車に乗ってたら
なんていうんですか、ラガーマンっていうんですかね?ガタイのいい高校生が乗ってきたんですよ。
そしたら、おもむろにバカデカイおにぎりを取り出してむしゃむしゃ食べ始めたんです。
多分、おにぎりの中身は明太子。そんな色だった。もしくはスジコ。絶対いくらじゃない。
だっていくらだったら、ちょっと高級感出るじゃないですか。
そんなの、彼にはいらないんですよ。大量に消化するだけですから。
ホントの事を言えば、元祖ドカベンのように、具なんかいらないんですよ。塩で充分みたいな。
でもね、あのばかみたいなでかいおにぎりは、おそらく彼のお母さんが作ったんですよ。
朝早くおきて(希望は5時)、よいしょよいしょって作ったんですよ。
んで、家から彼を送り出す時は決まって
「今日もがんばってトライを決めてくるのよ」
って言うんです。
で、彼はこう答えるんです。
「うん、がんばってくるよ。いつもおにぎりありがとう」、と。
いい話じゃないですか。
親子愛、ここにあり。
そんな事を考えて涙が出そうになりました。そんな一日。